知っ得・覚え書き情報
2007年07月09日
メガバンクvsネット銀行、上手な使い分け
7/8(日)付けの日経新聞朝刊に、「金利上昇−お得な金融商品は?」と題する記事があった。 市場金利の上昇を受けて、国債や定期預金の金利がじわりと上昇してきた、ネット専業銀行の1年物定期預金で0.9%、2年物国債で1.0%という例も出てきた、長く続いてきた超低金利に出口が見え始め、金融商品ごとの利回りも差が広がりつつある。
メガバンク(都市銀行)の普通預金金利:0.20%、定期(1年物):0.35%だから、ネット専業銀行との金利差が、さらに開いてきました。
これは、銀行も利回り、安全性、換金性、付加サービスなどを考え合わせて、使い分けが必要となったこと意味する。
一般の個人にとって、金利の低いメガバンクの普通預金口座に、置いたままにしておくのは損であり、特にメガバンクに義理立てするほど恩恵も付加価値も受けていない。 振込み、ATM利用手数料などもネット銀行のほうが割安であり、ネット通販利用時なども使い勝手がよい。
ただ、ネット銀行はリアルの店舗を持たない分、費用が少なくて済み、その分、高い金利を付けることができるのですが、経済原則の「ハイリターンはハイリスク」の側面もあります。 ネット銀行は、まだ預金残高も少なく、財務基盤がそれほど強くなく自己資本比率も見劣りがします。 ネット銀行間の競争も激しい、それ故に、メガバンクよりも金利やサービスを良くして、顧客を増やさないと生き残れないということです。 つまり、銀行としての「安全性・安定性」に若干の不安があります。 また、ネット銀行では公共料金の引き落としができない場合があります。
しかし、益々、ネット利用は進み、ネット金融の利便性は広く認知され、拡大していくと思います。 丁度、ネット専業証券会社とリアル店舗の大手証券会社との競合関係、顧客層の違いのようになってくる可能性があります。 ネット利用のメリットに目覚めたユーザーは確実に広がっていくのではないか。
一方で、メガバンクを使うメリットが相対的に低下している。 4メガバンクに統合し、支店併合が多発した弊害か、わざわざ遠くなった店頭まで出掛けたのに何分も待たされる場合が常で、サービスは全然よくなっていない。 最近では郵便局の方が、むしろ対応が早く親切という感じがする。 メガバンクは危機感が感じられない。 融資でも受けていないかぎり、金利もサービスも悪い処に預金を預けておく理由はない。
我々一般の個人は、これから、リアルの銀行とネット専業銀行を利回りやサービス実感に応じて、預金配分も含めて、上手に使い分けしていく必要がありそうです。
インターネットバンキング&ATMサービス 手数料一覧:比較・ランキング
2007年06月24日
「フューチャリスト宣言」−団塊世代も触発される本
行きつけの本屋で「フューチャリスト宣言」(梅田望夫・茂木健一郎著)が目に留まり、対談本は面白くないという思い込みがあったので少しためらったが、あの「ウェブ進化論」の著者・梅田さんの最新刊ということもあり、買って読んでみた。
買って正解だった。 「若い人たちにネットの未来と可能性について希望と勇気を与えたい」という強い気持ちがあると、特に若い人に期待して書かれているが、いやいや、団塊世代や熟年世代にとってもネットとの付き合い方次第で、魅力的・刺激的になるかもしれないですよ、と感じたからだ。
著者の二人はネットの素晴らしい可能性を信じて“自分は今、何をなすべきなのかということを毎日必死で考えている”、“私たちはいま、時代の大きな変わり目を生きている。それは同時代の権威に認められるからというだけで何かをしても、未来から見て、まったくナンセンスなことに時間を費やして一生を終えるリスクを負っている、ということだ”という時代認識がベースにあり、意識的に先鋭的なネット上での実践を通じた発言があちこちに、(少し難しい言葉で)ちりばめられている。
本書中の私が気になったフレーズを少し抜粋しておきます。
・朝起きて、まず何をするか。いちばんやりたいこと、せざるをえないことからやりますよね。 そうすると最近、メールよりブログのコメントやトラックバックの方が気になります。そっちのほうが何が起きているか分からないから面白い。 まさに遇有性ですね。 ネットは偶然の出会いを促進するエンジンでもある。(p31)
・インターネットの性質というのは極めて破壊的、アナーキー、「なぜ日本の電機メーカーがインターネットに踏み込めなかったか」という原因はすべてそこにあるんです。(p37)
・グーグルを含めネット世界で総体として起ころうとしている大変化の雰囲気は幕末から明治にかけての気分に近いんだと思います。 でも、今の日本社会は黒船が来たことに対する知的作業を放棄しちゃっています。(p54)
・ブログがブームになって皆がブログを書き始めてから、アメリカではほとんどネットの脳内空間だけで暮らしています。 カンファレンスはブログで誰かが書いているもの、映像でネットに出てくるもの、そういうものを読んで聴いて考えています。 どこまでネットで代替できるかという「人体実験」を、5年くらい続けてやっています。(p59)
・いままでの日本社会の勝者って、うまく談合に乗った人というところがあったじゃないですか。 アンダードッグ(負け犬)というか、マヴェリック(一匹狼)たちが、うまくネットを使えば幸せになれるという可能性があるから、僕はネットの側に賭けたいと思っている。(p128)
・20世紀より21世紀のほうが、必ず面白い世界になると思っている。 僕はインターネットの世界の出現を、「もうひとつの地球が生まれようとしている」ととらえています。(p172)
私は正直言って、ネットがそこまで素晴らしい可能性・未来を秘めているのかという思いもあるが、私自身がオールドエコノミー世代で感性が追いつかないのかもしれない。 私がブログを始めて2年(途中中断したが)で、Googleの台頭、SNS(Mixiなど)、YouTube、最近のセカンドライフと、ネット世界の進歩は目をみはるものがあり追いつけていない感もある。
しかし、私がブログを細々ながら続けているのは何故か、確かにどこかで「遇有性」を期待しているし、自分の思いを主張したい潜在意識もある、また、自由に書けるブログの面白みを感じ、性にあっている。 ネットが無ければつまらない定年後になっていただろう。 もっと目的意識を持ち、自らをオープンにして、言われている「遇有性」から、さらに広がりを求めるべきなのかもしれない。
私が外界の面白さに目覚めたのは、中学生になった1961年頃、アマチュア無線(ハム)で無線を通して遠く離れた人との声での出会いだった。 特に初めて海外のハム仲間と片言英語で交信できたときの興奮をいまでも思い出す。 それが電機業界で糧を得る道につながった。 今の十代の若者はネットからもっと凄い刺激を受けているのかもしれないし、逆に、ネットは当たり前化していて、ネット犯罪など悪い側面も多いから、感受性には個人差が大きいかもしれない。
団塊世代は、これから退職して自分でマネジメントできる時間がたっぷりある。 老後の生活費と健康の心配はあるが、かなり自由(Free)である。 中学時代に味わった興奮を、還暦を過ぎてから、ネットとのもう一つの世界でリバイバルできる可能性が大きい。 70才、80才になってもネットを駆使する団塊老人の出現は前代未聞で、きっと面白いことになるだろう。 ネット狂のご隠居、ネット三昧の隠遁生活を目指そうか。
2007年06月18日
会社の本質が分かる良書ー「会社の値段」(森生明著)
戦後、日本は会社中心の社会で終身雇用と年功序列の枠組みを善として経済発展をしてきた。 私は大学を出てから、この枠組みの中で38年間会社勤めをして、この春に定年退職した。
これは、今思えば、世の中を知らない20歳そこそこの青二才が、たまたま自分が選んだ会社に自分の一生の運命を託すに等しく大きな賭けであった。 一方で、流動性の少ない日本社会では、一旦、会社に帰属していれば安定しているが、その傘から離れることは安易に選択できず、生活の糧を大きく損なうという意識が今でも根強く、成熟経済となった最近の日本では逆に活力を殺ぐ弊害ともなりつつある。
そんな日本の企業社会も資本のグローバル化が進展し、大きく変わろうとしている。 1〜2年前から、M&A、TOB、ハゲタカファンド、事業再生、などの言葉が日常的に飛び交うようになった。
そこで、会社を離れていわば個人投資家の立場となり、改めて、今起きている企業の変化、会社の本質、M&Aの背景を知りたくなった。
本書「会社の値段」(森生明著)では、“「会社買収」に対する違和感を持つ人が多い。 しかし、株式会社というのは、そもそも「会社を売り買いする仕組み」ではなかったのだろうか? 会社に値段を付けるということはということはどういうことなのか? ”ということを分かりやすく解説している。 企業価値算定の考え方と具体例も比較的分かりやすく示されている。
・会社を売り買いすることを反社会的行為だという主張は、会社によって自分が守られている、会社の財産はそのために使って構わない、と思い込んでいる人たちの作り上げた幻想、能力不足の経営者の保身である場合が多い。
・会社に値段をつけて誰でも買えるようにすることが、社会を革新する新たな事業・産業を生み出していく活力源となる。
・適正株価はその会社の将来の成長性予測を現在価値に割り引いたもので決まる。
・会社が蓄積してきた金融資産は全て株主のもので良いか?−−それが資本主義のルール、しかし、日本人はおそらく、その富の蓄積に貢献した全てのステークホルダーのものだという意識が強い。
・中長期的な視点も含めて、会社の価値を最も高めるであろう人が経営者となるべきだ。
Ref:企業価値の求め方と適正株価
2007年06月11日
5000万件の不明年金−何故、こんなことが?
宙に浮いた5000万件の年金記録問題が発覚して、日本中が大騒動になっている。 そのためか、心配になった方が、ネットで「年金手帳」や「厚生年金被保険者証」などのキーワード検索する人が多いと見られ、以前の私のブログ記事、“ 「厚生年金保険被保険者証」は「年金手帳」と見做す! ”にもアクセスが数多くあった。
幸いにも私の年金記録は大丈夫だったが、自分の年金記録をまだ未確認の方は心配で仕方ないだろう。 社会保険庁のずさんな体質には、何故、こんなことが起き、かつ、長年放置されたままだったのかと怒り、とても信じられない思いだ。 役人不信を通り越して、色々問題は抱えている日本だが、“底流では日本国民で良かった、日本人はまじめで信頼できる”と信じていることが、もろく崩れていく思いだ。 これは、日本人不信、日本人精神の崩壊とも言える危機ではないだろうか。
政府・社会保険庁の責任は勿論重大だが、「何故、こんなことが!?」と思うのは、社会保険庁システムのシステム・インテグレーター(NTTデータと日立がメインのようだが)のシステム設計思想は、いったいどうなっていたのか? 何故、こんな5,000万件もの膨大な不明記録(3億件の元データがあり、97年に一人に一つの基礎年金番号を導入した際に、1億件(約33%)もの不明データが発生した、その後10年経っても、5,000万件(約17%)も残ったまま)の発生を許すシステム&運用設計だったのかということだ。
色々報道されているなかに、システムインテグレーターの見解が見られない。責任の一端を背負っているのだから、是非、納得できる調査と見解を示してもらいたい。 そもそも、「社会保険庁が紙の記録を電子化し始め たのは1979年。当時、漢字入力は技術的に初期段階であったため、名前や住所はカタカナ入力を採用した。以来、氏名の読み方や住所の確認を厳密にせず、 大量のデータをコンピューター化したことが不一致を生んだ原因だ」・・・、「漢字の読み方は入力作業をするパートの人の判断にまかせた」・・・・こんな有り得ない入力作業が、何故許されたのか? 信じられない。 人間は間違いをおかすことを前提にしたシステム&運用設計が基本のはずだ。
以下に、ネットで検索した「不明年金の関連ニュース」と、特に「システム的な視点に触れた記事・ブログ」をRef.にリストアップしておきます。
この不明年金問題の納得できる原因究明と解決は勿論だが、「災い転じて福となす」となるように、国民の年金への危機意識の盛り上がりを、今こそ、自民党が意識的に避けていた「年金制度の根本改革」、そのための財源を確保する「税制改革の道筋」へと成果に導いていくべきだ。 老いも若きも、お互いが、日本と日本人を信じられる国にしないと、それでなくとも少子高齢化の日本には将来がない。
Ref:「宙に浮いた年金」5千万件、救済策を検討 政府・与党
asahi.com>ニュース特集> 5000万件の不明年金 →不明年金関連の過去ニュースが一覧できる。
業務・システムの視点が欠落した「年金記録漏れ」問題の与野党議論
[社会]不明年金問題は社会保険庁による「人災」〜5000万件というとほうもない数の「名寄せ」の失敗を放置してきた社会保険庁
厚労省・社保庁、年金記録照合のプログラム、NTTデータ・日立に委託。
「宙に浮いた年金記録」不明年金5000万+93万+1430万件ってどういうこと?
社保庁、非効率システム見直し 他省庁にも影響(→2005.2の記事、社保庁システムの年間維持費1100億円超とは! こんなに維持費を掛けて、あの杜撰さとは保険金の無駄使いも甚だしい。)
私が遭遇した「厚生年金制度」の摩訶不思議(→外国人から見た日本の年金制度の特殊性)
(追加6/17)未統合の年金記録、5千万件の衝撃――年金点検、政府の総力で――読売新聞「論点」欄、2007 年6 月7 日 −−<抜粋>確かに社保庁の杜撰な記録管理と不作為が国民の信託を大いに裏切ったことは事実である。
ただ、未統合の原因は他にもある。たとえば、�〇垓萃�村の年金事務担当者の処理ミス、��勤め先企業による記入ミスや年金手帳の本人不渡し、�2弾�者本人の記入ミス、記憶違い、偽名申告、年齢詐称、そして�た柔繊ζ禄仄腟舛亡陲鼎�記録管理体制、などである。
とくに�い亘[Аλ[瓩砲茲詛�りがあり、届出なしに社保庁職員が職権で名寄せをすること
を認めていない。また、�い麓存�性という点でも問題が多い。加入者や事業主による正確かつ正直な申告・届出、紛失のない年金手帳、加入者による納付証拠の全数保管、照会葉書に対して該当者全員が返送など、非現実的な想定に基づいている。こうした点は改める必要がある。
次に、5千万件は5千万人と誤解されがちだ。しかし、実際には、1997 年1 月の基礎年金番
号通知のさい、複数の年金手帳の有無を照会した葉書を社保庁に返送しなかった複数手帳保有者の場合が圧倒的に多く、転職した人、旧姓のある人、違う市区町村に引っ越しをした人、名前の読み方が紛らわしい人、などにかかわる件数だ。大企業勤務者や公務員などには、ほとんどかかわりがない。死亡者や無年金者を除くと、未統合は全体として数百万人分となる公算が高い。</抜粋>
→これでは、システム・インテグレーターのシステム設計が仮に人間系ミスを想定した設計だったとしても防げなかっただろう。 �い凌柔繊ζ禄仄腟繊聞駝韻�ら申請がなければ、宙に浮いた年金記録を放置しておけるとんでもない制度、それに胡坐をかいたままだったお上意識)が、最大の年金制度のガンだったようだ。 その上で、この年金制度のガンを分かっていながら根本対策を打たなかった政府・厚生省の責任はやはり重大だ。
2007年06月09日
知っとく情報の覚え書き(5)
最近、見聞きし気になった情報を書き留めておく意味でブログを活用します。 気になった情報をメモ紙や手帳に書き留めていても、散逸したり忘れてしまうことが多いので、ブログに書き留めて、ブログをデータベース的に使うのは便利かもしれない。(オープンにして都合が悪い情報は非公開にすればよい)
1.格安高速バスの人気定着(朝日新聞be、07.05.05、NHKスペシャル4/30)
安さが売り、東京−大阪間:8,000円台(01年頃まで)→4,000円台が普通に。 快適を求める人には3列シートも(6,000円台)、女性に人気(利用者の過半数の55%が女性)
予約・購入はネットが便利、ツアーバスはツアー主催会社や旅行代理店のサイトで。 ・楽天トラベル高速バス予約には32社の旅行会社による1日300便以上のツアーバスが紹介されている。 ・JR高速路線バスサイトも格安・割引プランを打ち出し対抗 ・大手のウィラートラベルは昨年50万人が利用した。平均乗車率80〜90%。
・価格破壊の過当競争に安全性確保が課題。 00年の規制緩和からバス事業者数が約1.7倍の4.000社近くに増えた。 零細企業が多く、運転手の超過勤務や労務管理に課題が残る。
・とりわけ成長著しいのが、規制緩和によって参入したバス会社を傘下におさめる旅行会社(ウィラートラベル)だ。徹底したマーケティング戦略、さらにインターネットを駆使し、客の争奪戦を繰り広げる。その一方で、下請けのバス会社は、激しい車体の消耗と安いバス代に苦悩しながら、安全運行の努力を続けている。
2.NipponStyle:日本のものづくりの歴史がわかるネット図鑑(朝日新聞ぶらりネット、07.04.15)
自分が生まれた年を選ぶと、その年を起点に年表が作られる。製品の写真と一緒に、当時の流行語、出来事などが表示される。 自分が小学生や新入社員のときに何が流行したか、節目節目の思い出もよみがえる。 中高年、団塊世代にお薦めだ。
3.携帯向け広告市場規模:5年で3.3倍の予測(5.16)
電通総研がまとめたインターネット広告市場予測によると、「2011年には7,500億円を超える規模に拡大」し、携帯電話向けサイトなどに表示する「モバイル広告」の市場規模は、2011年に1,280億円と06年実績(390億円)の3.3倍に拡大する見通し。 検索連動型広告が全体の4割に伸びる。
4.データーを完全に消すには?(朝日新聞be、07.04.14)
用済みになった古いパソコンを廃棄、譲渡、売却するときに必須の作業が「データーの完全消去」。 忘れると、クレジットカード番号などの重要データーや、仕事やプライベートの機密情報が、手放したパソコンから、ある種のデーター復元ソフトを使って復元できるため、流出する危険があります。
・データーは”ごみ箱に入れ「空にする」操作”をしても、実は消えていません。 これは、ハードディスクなどファイルシステムの仕組み上、ファイルはデーター本体と管理情報のセットになっており、ごみ箱に入れ「空にする」操作をしても管理情報は消されて、OSのWindowsシステムから管理外(消された)となりますが、ファイル本体のデータまでは消されていないためです。
・完全に消去するには、ハードディスク全体に別のデーターを上書きし、元のデーターを消してしまうツールが必要です。 添付表の主なデータ消去ソフトを参照。 無料のフリーウエア・ソフトもあります。
・人間は声の「高低さ」で「性差」をつけている、これは人間だけの特徴。 何故か? 古代から女性は低い声の男性に魅力を感じた、女性のこの選択が男性の声を低くするように進化させた。 (へえ〜、女性は強し!)(5/12)
・なぜ、「あくび」は伝染するか? 人間とチンパンジーのみに見られる現象、また、家族や恋人、親しい人の間の「あくび」はうつりやすい。 →他人に共感する力が強いとうつりやすい。 (つまり、「あくび」がうつるのは、仲が良い証拠ということか!)(5/31)
・女性は何故、男性の指に魅かれるのか? 女性の好きな身体の部位:1.顔、2.手・指、3腕、一方、男性は1.足、2.顔、3.胸。 男性は、人差し指よりも薬指が長い傾向がある。 男性としての運動能力が高い人ほど薬指が長い、このため、女性は本能的に男性の指・手に興味を示し魅かれることになる。 (本当かな?)(6/2)
6.明治まで離婚は日常だった!? (朝日新聞be、昔も今も)
江戸時代の武士は離婚率が高く、再婚を繰り返す者が少なくなかった。 正確な記録の残る愛媛県宇和島藩士32人について、調べてみると、4割が離婚経験者、離婚や死別で2度以上結婚した人が6割もいた。 日本人に「結婚は一生のもの」という観念が定着していったのは明治末期以後のこと。
明治半ばまで日本は世界最高位の離婚大国であった。 何故か? 明治までの日本人は結婚を家政婦の一時働きのように考えるふうがあった。 離婚は日常で、今ほど大げさに騒がなかった。 (ヘえー、意外な事実だ。 明治期後半から女性の地位向上と相まって、夫婦が容易に離婚しなくなったということか!)
7.熟練の技が生み出す世界が注目の爪切り(NHK経済羅針盤、07.06.03)
高級爪切り1万円、SUWADA(須和田製作所(新潟県つばめ三条市))、トップネイリストが愛用、地場産業が熟練の技を武器に、卸しを通さずに「世界に直販」ビジネスを成功させた好例。
2007年06月04日
グーグル(Google)の次にくるもの
日経新聞朝刊5/31〜6/2に連載された「ネットと文明:グーグルを超えて」の記事は、 誕生してまだ9年目で急成長したグーグル(Google、売上高1.2兆円、時価総額18兆円)に挑戦する動きが、具体的に書かれていて、興味深い内容だった。
記事から、キーフレーズをピックアップしておきます。 Googleを超えようとするさまざまな動きから、栄枯盛衰が激しいネット経済の次の姿が見えてくるかもしれない。
■巨人たちの執念−「55世代」のラストウオー
・1955年生まれの3人(MSのビル・ゲイツ、アップルのスティーブ・ジョブス、グーグルCEOのエリック・シュミット)が熱い戦いを繰り広げている。
・ビル・ゲイツが残り1年余りの会社人生の締めくくりにGoogle攻略に挑む。マイクロソフトとヤフーの合併(?)を仕掛け、過去最高の60億ドルを投じネット広告事業を買収すると発表。
・ジョブスは一時トップを追われたが復帰し、アップルをパソコン会社からネット関連企業に変身させた。 アップルが、ネット音楽事業で過去3年にあげた売上高は220億ドルで、Googleの同期間のネット広告売上げとほぼ同額。 Googleの株価は04年上場から4.9倍になったが、アップルは同期間に7.4倍にもなっている。(→これは知らなかった! つまり、米市場はGoogleよりもアップルの成長価値を高く買っていたことになる。)
・ローマ文明はその時々の皇帝の指導力により浮沈した。(→企業もトップの指導力次第で大きく変わる)
■キラーの挑戦状−検索技術、止まらぬ進歩
・「グーグルキラー」と呼ばれる会社がある、サンフランシスコのまだちっぽけな会社「Powerset(パワーセット)」 。グーグル流のキーワード検索ではなく、自然言語形式、会話形式(例:安部首相は何歳?)で検索する技術を開発。 自然言語こそ検索の未来がある。(→なるほど! グーグル流検索が最適解、最終解ではないということだ。)
・中古車大手ガリバーインターナショナルの車選びサイト「LaBoo(ラブー)」で、好みの車を1つ選ぶと、「お薦め車種」が相関マップ形式でずらりと並ぶ。 これは、「検索エンジン」ならぬ「推薦エンジン」という技術だ。 東大学生らが起業した「チームラボ」が開発した。
・「検索(サーチ)から推薦(リコメンディーション)へ」という潮流は世界で広がっている。 (→確かに検索したらピタッと合った推薦情報も出てくるのは便利だ。クチコミ情報がうけている現象とも似ているところがある。)
2千万人近くが利用する音楽サイト「英ラストエフエム」、同社の無料ソフトをネットで取り込み、パソコンに保存してある好きな曲を流していればコンピューター側で好みの音楽を把握し、サイトから自分の好みに合った曲が流れてくる。
・グーグルCEOのエリック・シュミットが、「5年以内に必ず次のグーグルが現れる」と予言している。(→グーグルCEO自らがそのような予測をしていることが凄い!)
■革新の芽、世界で−人材・マネー、流れに変化
・シリコンバレーのベンチャーキャピタル(VC)は、海外でのベンチャー投資を増やしている。 中国のベンチャー企業への投資額は06年で22億ドルとシリコンバレー企業向け投資の1/4にも達している。 伸び率は53%。 (→これは驚きだ、中国のベンチャー企業は、既にそれほど魅力的な技術力を持ったベンチャーが多いのか?)
・見渡せば米国以外から有望なネット企業が続々と名乗りを上げる。 スペインで創業した「FON WIRESS (フォン・ワイヤレス)」、一人ひとりが小型無線基地局となり、互いに開放することで世界を覆う無料の無線ネット接続網を作り上げる壮大な構想。 既に150ヶ国で16万台の装置が売れている。 日本でも昨年末に約2千円で発売した。(→話には聞いていたが、海外ではそれほど広まっているのか?)
・簡易型メール(インスタント・メッセージ)を中国で手がける「騰訊控股(テンセントホールディングス)」社、世界のサイト利用ランキングで10位に入っている。
・グーグルが先導したネット経済の恩恵で起業の壁は低下、シリコンバレーの外からでも革新は起こしやすくなった。 現実には欧州や中国発のネット企業が勢いを増す一方で、日本の存在感がむしろ低下している。 Google超えの野心を秘めた会社が世界から湧き出す中、日本は折角の機会を逃がしかねない。(→確かに、技術重視型の日本のネット企業は?と言われてもすぐに思い当たらない。 2番煎じが多いのはどうしてだろう。 新技術開発よりも、ライブドア事件に象徴されるように、内向き指向で、儲けやM&A追求するイメージが強い。 日本も世界に打って出る技術重視型のネットベンチャーの出現を期待したい。)
Ref:失速する中国ハイテク企業・安さだけでは世界で勝てない = BusinessWeek
2007年06月03日
怪しい懸賞広告にご注意!
先日、Livedoorのブログを作成/投稿の完了画面(再構築完了)ページに大きく表示されていた「懸賞バナー広告」の懸賞(任天堂Wii、QUOカードなど)に、つい釣られて応募すると、勝手にいかがわしい出会い系サイトに会員登録され、出会い勧誘のスパムメールを多数受信する羽目になり、大変迷惑をこうむった。
懸賞に釣られた私が悪いかもしれないが、このような法律すれすれの悪徳商法サイトは許せない。 どうやら、この懸賞サイト(http://www.11-ne.com/zit)のクライアントになっているのが、いかがわしい出会い系サイト(NOW:http://pc.114194.com/)らしい。 この懸賞サイトがバナー広告を色々なサイトに幅広く出稿して、クリックした人をNOWに引き込んでいるようだ。 懸賞サイトの陰に隠れてスポンサーになる巧妙な手口で、この出会い系サイトは「会社概要」や「責任者明示」もなく、「退会」を受け付ける処も無かった。
我々に利便と潤いを与えてくれるネット文化の安全を脅かし、被害と多大な迷惑を与える不当者(悪徳サイト)から、被害を受けたまま泣き寝入りする手はない。 積極的に被害情報を発信、注意喚起して、このような悪徳商法サイトを締め出そう。
私は幸いに金銭的被害は受けていなかったが、国民生活センターの「消費者トラブルメール箱」への情報提供をして広く注意喚起して貰えばと思った。 参考に、下記にそのトラブルメール箱へ通知した内容を付記しておきます。
{タイトル:ネットの懸賞広告に応募すると、勝手にいかがわしい出会い系サイトに登録され、スパムメール受信多発
詳細:Livedoorのブログ作成管理ページに表示されていた、懸賞バナー広告(運営元:http://www.11-ne.com/zit)をクリックし、入力要求があった「ニックネーム」と「メールアドレス」を入力した。 後ほど、「※ご確認ください 【当選のお知らせ】」というメールが来て、指示されたURLの確認先をクリックすると、「【無料】エントリー完了」というメールが返り、勝手に「NOW」という出会い系サイト(http://pc.114194.com/)に会員登録されていた。 直後に、いかがわしい出会い希望のスパムメールが多数飛び込んできて困った。 このNOWというサイトを調べてみると、登録もしていないのに、勝手に年齢・職業・年収など嘘のプロフィールが作られて公開されていたことが判明。 このサイトは「退会申し込み」できる処も設けていなかった。やむなく、「問い合わせ」入力欄から、退会処置を即刻するようにクレームした。 その後、スパムメールは収まってきた。 私同様、被害を受けている方が多いと思うので申告しました。 広く注意喚起と可能ならば取り締まりをお願いしたい。}
(追記6/8:掲載先のLivedoorにもクレームメールをして、即刻、怪しい懸賞広告を取り下げるように申し入れした結果、直ちに取り下げるとともに今後の広告受注時の審査を厳しくする旨の回答がありました。)
Ref:ネット被害を受けた場合の参考になるサイト
2007年05月25日
生命保険の見直しを考える−生命保険、この莫大な捨て金!
定年退職を控えて、生命保険を見直さねばと思いつつ、最後まで手つかずのままだった。 理由は自分の後回し性癖にもよるが、
?生命保険(医療特約含む)の仕組み自体が分かり難い、保険間の比較がやりにくい。
?自分の掛けている生命保険(医療特約含む)の中身をよく理解していなかった。 現役時代は忙しくて、じっくり生命保険をチェックする精神的余裕がない。
?ネットで検索しても、実際には保険会社がバックになった勧誘サイトや宣伝ばかりで、なかなか「これだ!!」という第三者的なユーザーの立場にたったフェアな情報(見直しの考え方や比較情報)が見つけにくい。
・・・などが要因だったと思う。
■保険の見直しの考え方の参考になったサイト
今回、定年退職して、年金生活が目前になり自分の保険料負担の重さを意識させられた。 やっと重い腰を上げて、生命保険の見直しを考え始めた。 ネットで調べて、比較的フェアで保険の見直しの考え方の参考になった感じたサイトをピックアップしておきます。
<要点抜粋> ・「医療保障」は、しっかりと対応。「死亡保障」は、ほとんど不要。
・病院へ怪我や病気で入院した場合に一日に必要な入院費用は、生命保険文化センターの調査では、入院日額が1万2900円。
・高額療養費という制度があり高額な医療保険は必要ない
・医療保険の加入期間ですが、80歳までという生命保険も多くあります。もう一つが終身という一生涯保障があるという生命保険です。ほぼ半数以上の人が80歳以上まで生きていると考える事ができます。この為、できれば、終身の医療保険に加入しておく事をお勧めします。
・医療保険の保険料は、終身払いか?有期払いか?:有期払いで、早めに保険料を支払ってしまう事をお勧め
・医療保険の入院限度日数:120日以上の保障を付けておく事をお勧め
・医療保障は単体にする、医療保障は夫婦別で加入する:医療保障を特約として契約すると主契約(例えば終身保険)を解約したり、契約期間が満了した場合に医療保障も無くなってしまうためです。また、主契約が終身保険などの場合は、老後資金が苦しくなってきた時に解約すると解約返戻金という形でお金が戻ってきます。この為、いざと言う時のために終身保険が使えるという訳です。
・ガン保険:日本での死亡率が一番多いのが「ガン」です。このガンにかかった時に行った治療が高度先進医療費という扱いになると、高額療養費の対象とならなくなります。また、高度先進医療費の対象となるようなガンの治療は高額になる為、加入する余裕がある場合は、ガン保険には加入しておく事をお勧め
・誰でも入れる無選択型終身保険の注意点:加入してから2年程度の間に病気で亡くなった場合には、満額の死亡保険金が支払われない。医療保障については、制限があり、契約してから90日などの一定期間は、入院した場合でも入院給付金は貰えず、もちろん手術も同様です。しかも、加入前からの病気による入院や手術の費用は、加入から2年間保障されないものもあります。
・生命保険にも相続税の控除枠があります。この控除枠を使う事で、税金を支払わなくて済むようにもできます。どうせ、子供や妻に残すお金ですので、相続税がかからないようにする事をお勧めします。
2)定年前に保険を見直す<その1>〜保険は人生設計の重要なファクター
<要点抜粋> ・共済保険の場合は60歳を過ぎたら保障額が少なくなる。共済保険はベースがしっかりした保険との組み合わせ商品と考えるべきです。掛金が安いことについ目を奪われがちですが,熟年共済にしても70歳以降は1日2,500円の入院給付。80歳以降は病気による入院給付金がゼロになってしまいます。長生きして,これから医療費が不可欠という時期に,保障がなくなるというのは問題です。
・定期医療保険とは10年満期のように期間を限定し,期限が来たら更新するタイプのものだ。ただし,更新時には10歳年齢が増えているので,掛金も高くなる。
・終身医療保険には,70歳や75歳で払込を完了して終身受け取るタイプと,生きている限り払い込んで一生涯保障してもらうタイプがある。掛け金は加入時の金額がそのまま続く。
・「半公平」な無料相談かもしれない。全員が独立系のファイナンシャル・プランナー(FP)で、特定の保険会社に所属していなく、生命保険商品に関しても5社〜20社という具合に複数扱えるプロのFP達ですので、 保険プランの作成提案に当たって、極めて中立的な立場でコンサルティングをすることが出来る、としているが、成約時に仲介手数料を保険会社から得ているので、何らかのバイアスが皆無とは言えないだろう。
・生命保険の知識、仕組みが分かりやすく図入りで説明されている。
・現在の保険内容を十分に確認すること。
・解約は最終手段:特に予定利率の高い時期(バブル崩壊以前)に加入している、貯蓄性の高い生命保険(終身保険、養老保険)は、絶対に解約しないほうが良いと思えます。バブル以前の予定利率は、最大で6%もありますので、解約してしまうともったいないです。現在(2003年)、生命保険に新規契約すると、予定利率は1.5%となります。
■生命保険、この莫大な捨て金!
大学を出て会社に入った時、系列保険会社のおばさんが早速やってきた。 当時は皆んな生命保険に入るから、大して疑問も感じずに入り、以来38年間せっせと保険料を払い続けてきた。 結婚して妻子のためにと保険額を増やし、9年前には、保険のおばさんに勧められるままに「転換制度」を使って新保険に乗り換えた。 その時もよく考えなかったが、保険料は多少安くなったが、保険会社に都合のよい予定利率の低い保険に乗り換えさせられたのかもしれない。
累積で払った保険料は1,000万円は超えている。 定期預金・債券などで複利運用していれば、1.5〜2倍になっていただろう。 私の現契約の生命保険は、逓減定期保険特約で死亡保険金は年齢の増加とともに減って行き65歳でゼロとなり、医療保険は80歳で無くなり、終身保険金210万円が最後に残るだけとなる。 来年の更新時には年齢増により保険料も高くなる。
今となっては、「若くして死亡するリスクをヘッジするのが保険」とは言え、生命保険が少し分かって見ると、「べらぼうに割が合わない高額な掛け捨て」という気がしてならない。 60歳までに死亡するリスク確率と、保険累積金vs貯蓄した場合の累積金とのトレードオフ問題だ。
平均寿命が延びている現在(男性78.64歳、女性85.59歳、16年度の厚生労働省のデータ)では、今の若い人は生命保険に入らずに、その分を貯蓄&投資運用する方が利巧かもしれない。 昔と違い50歳以前に死亡する確率はごく低い、60歳過ぎれば子供は独立している場合が多く、高額の死亡保険金を用意しておく必要はない。 その分を、貯蓄&投資運用に回していれば、60才時点で1,500万円程度は十分に貯まっている可能性が高い。 早く死ぬリスクよりも、長生きするリスクが高く、年金&医療不安などに備える必要性が高い。 生命保険よりも、貯蓄&老後資金確保を重視する時代になってきたのではないだろうか。
Ref:生命保険に加入する前に読むブログ
2007年05月14日
知っとく情報の覚え書き(4)
最近、見聞きし気になった情報を書き留めておく意味でブログを活用します。 気になった情報をメモ紙や手帳に書き留めていても、散逸したり忘れてしまうことが多いので、ブログに書き留めて、ブログをデータベース的に使うのは便利かもしれない。(オープンにして都合が悪い情報は非公開にすればよい)
1.ランキング症候群(日経新聞4/16、ネットと文明)
利用者の評価ランキングで人気の化粧品サイト「@cosme」で異変が起きた。利用者の98%が女性のこのサイトで、シャンプー部門の首位に、男性用の「サクセス薬用シャンプー」が躍り出た。 クチコミが起こした異変。 「ブランド品を試したけど、こっちが人気があるから」と評判が評判を呼び3月から順位が急上昇。 さらに、この新聞記事がサポート材料となったのか、5/13日現在も首位をキープしている。
→ネット社会では、様々な商品に序列がつき、人々は中身よりも順位に目を奪われがちになる。 外れを引きたくない人は他人の評価を見て自分の行動を決める。 「寄らば大樹」をネット文明はそれに拍車をかける。 ネットは多様な意見を育むが、時に少数意見を圧殺する。
私自身も、物を買う時、レストラン選び、病院選びなどなど、ネットがあるが故に、必要以上にランキングやクチコミを気にし過ぎているふしがある。 ある意味、怖いことだ、ネットランキング症候群にならないように自律性が必要なようだ。
2.国産材木に陽の目、需要倍増(NHKクローズアップ現代4/19)
外国材木が価格高騰し、40〜50年ぶりに国産材が採算ベースに乗り、陽の目を見出だすチャンス到来。 要因は、中国や中東の材木需要増大。
日本は世界に冠たる森林王国、「年々の森林成長分だけで、日本の木材需要を賄える」、・・・・・つまり、輸入依存率ゼロのポテンシャルは持っている。これは認識を新たにした。
しかし、何故、国産材は外国材に駆逐されてしまったか? 何故、安売りせねばならなかったか?→水分が多く曲がりが大きく乾燥不十分、建材ニーズにあった材料(商品)として提供できていない。 小規模の業者が多く、高額の乾燥釜への投資余力がなかったから。 50年ぶりのまたとないチャンス、日本の豊かな森林を守りつつ、国産材の復活を期待したい。
3.人気集める遺言信託(NHKクローズアップ現代4/25)
遺産の相続をめぐるトラブルが増加している。去年、家庭裁判所に持ち込まれた相談は11万件、十年前の1.7倍となった。背景には、遺産を相続する側とされる側の資産格差、長子相続の消滅、そしてステップファミリーの増加などが挙げられている。こうした中、信託銀行などが始めた「遺言信託ビジネス」は大盛況。
遺言信託手数料は、150万円/件〜、一方で、遺産の寄付も増加している。 日本野鳥の会は多額の寄付を受け、嬉しい悲鳴。 野鳥の保護区の購入を拡大。
“遺言を書くということは、自分の老いの生き方を決めることでもある”
4.衝動買いの心理(NHKためして合点4/25)
アンカリング効果(行動経済学から):最初に大きな数字を見ると、それがアンカー(錨、つまり基準)となり、その後に見た商品の価格の高い/安いの判断に影響を与える。 小売業の鉄則は、一番高い物をショーウインドウに飾ること、店内に入った客は、ショーウインドウの値段より安い!お買い得!と感じてしまう。
何故、衝動買いをするのか? →人間の進化の影響・名残 →古代、人類は「目の前の物を食べておかないと他人にとられ生きられなかった」
5.プレミアム・アウトレットが人気(TV東京5/5)
プレミアム・アウトレットとは?→アメリカで完成された本格的アウトレット専業のショッピングセンターです。全店舗、世界各国の著名ブランドが直接出店する、アメリカ生まれのまったく新しいスタイルであり、非日常的な空間で一日中ショッピングを楽しめるのが特徴です。
・御殿場プレミアム・アウトレット(チェルシーJapan運営)など、日本各地でオープン、はとバス日帰りツアーが人気。 アジアからの団体買い物ツアーも多いとのこと。(→これも円安の影響か?)
6.ネットで探せるシニア割引(朝日新聞、得するデジタル「ぐっとお得なシニア割引)
50才以上を対象にした各種割引が増えている。 うまく使うとあらゆるジャンルでトクできます。 しかも、2割3割は当たり前と割引率が高いものもある。
ネットで探すには、例えば、Google検索で、「シニア」「割引」と入力し、続けて「携帯」、「電話」、「旅行」、「ホテル」、「映画」など、割引したいキーワードを入れて検索する。 「シニア」を「熟年」「50才以上」などに置き換えて検索することも有用。 「シニア 割引 サービス」のキワード検索では意外な発見もあって面白い。
こうした年齢限定割引や特典をまとめたサイトも参考に。
→シニアは大いに活用すべし!!
7.ブログに簡単に使えるビデオクリップサービス(eyeVio)
ビデオ編集が苦手な人でも簡単に手持ちのデジカメ写真からビデオクリップが作れます。 ビデオクリップにしたい写真を選んだら、あとは x-Pict Story for eyeVio に全部おまかせ。 好きな音楽を選ぶだけで、自動的にプロが作ったようなビデオクリップが完成します! 完成したビデオクリップは eyeVio にアップロードして友達や離れている家族ともすぐに共有できます。
このeyeVioで府中くらやみ祭りのビデオを投稿した友人のダイエットブログのページを参考に紹介しておきます。
8.Googleのサービス&使い方一覧を集めたサイト
Googleのサービス&使い方一覧を集めたサイトを見つけました。
http://g.1o4.jp/
http://g.1o4.jp/ig.html
http://gmail-mag.1o4.jp/
Googleのネット上のWord、Excel相当のサービス
http://docs.google.com/support/?hlrm=en
→MSのOfficeソフトがいずれ不要になるかもしれない!?
Googleといえば、5/5のニュースで、マイクロソフトとヤフーがGoogle対抗で合併含めた提携交渉を進めているようですね。 米IT大手のドラスティックな動きに感心しますが、それだけGoogleの脅威が増しているということでしょう。
ref:知っとく情報の覚え書き(3)
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2007年05月02日
読後感:「林住期」(五木寛之著)
テレビインタビューで作家の五木寛之氏が最近出版した「林住期
」という本を語っていたのを目にした。 古代インドでは人生を25年くぎりの、「学生期(がくしょうき)」、「家住期(かじゅうき)」、そして、50才〜75才の「林住期(りんじゅうき)」、76才からの「遊行期(ゆぎょうき)」、の四つの時期に分けて考えていた。 
「林住期(りんじゅうき)」とは、社会人としての努めを終えたあと、すべての人が迎えるもっとも輝かしい「第三の人生」である。 五木氏が話した、仕事を離れ家を捨て真の生きがいを探す、人生の黄金期は50才から、新夫婦関係のすすめ、などの言葉に惹かれて、「林住期」という本をAmazonに注文した。 同じようにTVを見て注文した人が多かったのか、Amazonにしては珍しく、入手するまでに2W程掛かった。
私はへそ曲がりの性質か、技術畑で居たデジタル人間のためか、普段はこの類の「人生を説く」本はあまり好きではない。 今、TVで人気の細木○子などの人の人生を肴にもてあそぶ番組なども性に合わない。 また、宗教・信心などとも今まで無縁で過ごしてきたし、格別、五木寛之氏のファンでもなかった。
そのような私がこのような本を読みたくなったこと自体が、自分が正に「林住期」だと自覚したこと、この本のところどころにちょっとした賛同や、琴線に触れたところを見出した自分の変化に気がついたこと、・・・・それが私の読後感のような気がします。
本の中の気になった一説・・・・“「家住期」は、いわば勤労の期間。社会人としての責任を果たし、家庭人としての義務をつくす。”、 “50才から75才までの「林住期」こそ人生のピークであるという考えは無謀だろうか。”、 “人間には本当に自分がしたいと思うことをする自由がある。それがないとみえるのは、「家住期」にいるからだ。 「林住期」とは、そこを抜け出していい、という時期である。 まさにそれが許される時なのである。”、 “「林住期」にすることは、「必要」からではなく、はっきりと「興味」本位でそれをやる、報酬とビジネスを無視してやるべきだ”、 “50才からの家出のすすめ、「林住期」を迎えるとき、人はいちどそれまでの生活を解体することも大事ではなかろうか。”、 “「林住期」には、恋人でも、夫でもない一箇の人間として相手と向き合う。それが可能なら、バラバラに暮らしてもいいではないか。”、 “人は努力しても必ずそれが報われるとは限らない、人生は矛盾に満ちている、不条理なことが無数にある。”
この本でちょっと不満は、全編書き下ろしではなく<初出>が週間現代など雑誌に投稿されたものを集めたためか、繰り返しもあり、一気通貫性が少し欠けるところだろうか。
最後に、本カバー折込の小川洋子氏の添え書きがいい。 “衰えを傍らに、一歩一歩大地を踏みしめながら進みはじめた時こそが、真の人生の収穫期となる。”
2007年04月29日
「厚生年金保険被保険者証」は「年金手帳」と見做す!
最近、「年金手帳」を無くしたか!?と取り越し苦労の失敗をしました。 私と同じように、知らないで勘違いしている団塊世代も多いかもしれないと思い、いきさつを恥ずかしながら披露します。
定年後の年金受給手続きには、「年金手帳」が必要なのですが、「厚生年金保険被保険者証」=「年金手帳」であるのを知っていますか?
会社退職が近づき、人事部に、“年金手帳はいつ支給されるのか?”と問い合わせたところ、”私が子会社に移籍時に既に支給済みです。”との回答。 同年齢の友人に聞くと年金手帳を貰っているとのこと。 あれっ貰っていたかなと思い、あちこち探し回ったが見つからない。 紛失したか? 焦った!!
仕方なく、会社に、「厚生年金保険被保険者証」、「基礎年金番号通知書」、「雇用保険被保険者証」は有ったが、「年金手帳」は紛失したようなので、再交付して貰いたいと依頼したところ、
“「厚生年金保険被保険者証」=「年金手帳」です。「厚生年金保険被保険者証」と「基礎年金番号通知書」の2つを社会保険事務所にご持参いただければ年金裁定手続きが可能です。” との回答で、やれやれとホッとした次第です。
自分の無知が原因ですが、何故「厚生年金保険被保険者証」は「年金手帳」と見做すということになっているのか? ネットで調べたところ経緯は次のとおりです。
年金手帳には、変遷の歴史があります。 (以下、抜粋)
・昭和23年頃からは、名称が「厚生年金保険被保険者証」(白)が始まり
・昭和36年から「国民年金手帳」(最初は水色、次にカーキ色)が交付
・昭和49年11月以降には、両制度の手帳が統一され、国民年金、厚生年金に共通の「年金手帳」(オレンジ色)になりました。
・平成9年1月の基礎年金番号の導入にともない、「年金手帳」は現在のかたち(青色、基礎年金番号記入)になり、国民年金、厚生年金、共済年金に共通のものになりました。また、平成9年1月より、基礎年金番号制が導入されたことに伴い、それ以前に発行された年金手帳(オレンジ色)を持っている人には、「基礎年金番号通知書」が送付されています。
→つまり、「厚生年金保険被保険者証」(タバコ2つサイズの薄紙)が先で、年金手帳(国民年金、厚生年金に共通)が後から(昭和49年から)始まった。 そして、“今まで厚生年金保険被保険者証を持っている人については、その被保険者証は、年金手帳とみなすことになっていますので、現在、厚生年金保険被保険者証を持っている人は、その厚生年金保険被保険者証を年金手帳と解釈してください。” ということになっていたらしい。
従って、我々団塊世代は、年金手帳が始まる前に会社に入った人が大半だし、1つの会社で勤め上げた人は、年金手帳に切り替える必要もなく定年退職している人が多いはず。
しかし、同年齢の友人は年金手帳を持っており、子会社に移籍した時に年金手帳を貰ったとのことだから、同じ年代でも会社によっては、年金手帳に切り替えてから、支給している場合もありそうです。
年金手帳といっても、「厚生年金保険被保険者証」、「基礎年金番号通知書」を貼り付けておく台紙の意味合いが強く、実体の証明で意味があるのは「厚生年金保険被保険者証」、「基礎年金番号通知書」ということのようです。
混乱の元は、「厚生年金保険被保険者証」=「年金手帳」であることとその経緯が一般に知られていないことで、私もネットで調べても容易には分かりませんでした。
多分、私と同様に他にも誤解している人が多いのではないだろうか?
社会保険庁から年金手帳を送らせることも出来るが、今までの厚生年金保険被保険者証と基礎年金番号通知書を保管しておけば、基礎年金番号で国民年金の加入も管理されてわかるようになっている。
→つまり、「厚生年金保険被保険者証」と「基礎年金番号通知書」があれば、形としての年金手帳形式は必ずしも必須ではないということです。 取り越し苦労をなさらないように。
参考:質問広場:厚生年金被保険者証とは→年金手帳のこと?
2007年04月22日
日本語ブログ投稿数が世界一、何故!?
大変、興味深い記事を目にしました。
英語を超えた日本語ブログの投稿数,その理由は? (by It-Pro)
(抜粋)世界のブログ投稿数の37%が日本語によるもので,事実上の世界標準語である英語や,母語人口で世界最多の中国語を抑えての1位である。世界的にはもちろん,インターネット人口の点から見ても日本語がマイナー言語であることを考えると,これは快挙と言えるのではないだろうか。
これは確かに“快挙”かもしれない、何故か?、その背景に興味を覚えた。
世界の英語圏vs日本語圏の人口比率は約10億人vs1.3億人と約1/8の人口、インターネット人口の比較からも英語圏(米、英、+カナダ、+インド)vs日本は約22,400万人vs約5,300万人だから、数の上では1/4のマイナーな日本語ネット人口がブログ投稿数で世界一となっているのは凄いことだ。
前述のIT−proの記事では、その理由について興味深い5つの仮説要因を挙げて分析している。 そのなかで、「日記文学・私小説の伝統」、「中産階級の厚い層」、「「出る杭は打たれる」社会」、は自分に当てはめてもなるほどそうかもしれない。 つまり、“匿名で自由に意見が発信でき、割と暇で書くことに慣れている中高年の中産階級”に該当している。
一方で、日本独特の要因かもしれない「世界最高水準の顔文字」、「携帯電話からの投稿が簡単」、が投稿数を押し上げている可能性はありそうだ。 確かに、ほんの5行程度のメール感覚の投稿も多いようだ。
日本人は、流行に乗りやすく「右へ倣え」の性癖だし、クチコミが好きだから、そこら辺も関係しているのかもしれない。
また、日本語ブログは昼間の時間帯の投稿も多いとの分析(「仕事中にブログを投稿する人が多いのではないか」と分析している)もある。 私的利用か、業務でもブログ利用が増えているのか?
いずれにしても、海に囲まれた鎖国で独特の文化が育まれた日本が、オープンなインターネット世界でもマイナーな日本語であるが故に、独特のブログ文化、ネット文化が創出される兆しなのか、面白い処である。
Ref:アフィリエイトに地殻変動 「リンク集」からコンテンツ重視へ
アジアではブログが社会現象,ネット利用者の46%がブログを公開
The State of the Live Web, April 2007
<データ>・70 million weblogs ・About 120,000 new weblogs each day, or... ・1.4 new blogs every second ・1.5 million posts per day, or... ・17 posts per second ・Growing from 35 to 75 million blogs took 320 days ・Japanese the #1 blogging language at 37% ・English second at 33% ・Chinese third at 8% ・Italian fourth at 3%
2007年04月20日
Googleツールバーを使いこなしていますか?
インターネットアクセス画面の上部にいつも表示されている「ツールバー」を使いこなしていますか? 普段は、「検索窓」くらいしか使っていなかったが、ツールバーに表示されている各種アイコンの機能を、今更ながら、よく見てみると便利なツールが色々あります。
「GoogleツールバーのHelp」を参照してください。
今まで使っていなかったが、便利だと思う機能は、
1.New! カスタム ボタン:Google の ボタン ギャラリー ページには、人気サイトの既成ボタンが提供されています。 Amazon、ヤフーオークション、楽天などや自分のブログやお気に入りサイトへ一発ジャンプするカスタムボタンを埋め込むことができます。
2.
New! ブックマーク:自分のパソコンへのお気に入り登録ではなくて、オンラインで保存(つまりGoogleのセンターサーバーに保存)されるブックマーク。 自宅以外のどこのパソコンからでもブックマークリストを見ることができます。
3.
New! 次に送信:Webページ全体や部分を添付してメールで送れます。 また、ブログに投稿共有できます。 ただし、メールで共有するには Gmail アカウントが必要です。 ブログで共有するには Blogger アカウントが必要です。
4.
検索用語のハイライト表示:キーワード検索して表示されたWebページやPDFのどこに検索したキーワードがあるのかがよく分からないで困る場合がありますが、検索用語がハイライト表示されるため、ページをスクロールして検索用語を 1 語ずつ探す必要がなくなります。
5.
[キーワード検索] ボタン:今見ているWebページ内のの単語を探す場合に便利です。 Google ツールバーの検索ボックスに単語を入力して [キーワード検索] ボタンをクリックすると、ページにある最初の単語に移動します。もう一度 [キーワード検索] ボタンをクリックすると、次の単語に移動します。
6.翻訳:英語のWeb ページを日本語に翻訳できます。 Google ツールバーの [翻訳] メニューで [このページを翻訳] を選択します。 また、マウスオーバー辞書機能を使用して、ウェブ ページにある特定の英単語を日本語に翻訳することもできます。 ただ、英語の文章の翻訳レベルは低く使い物にはならないですが、どんな内容かおおよその把握はできます。
なお、普段はツールバーを隠しておきたい場合は、「表示」→「ツールバー」→「消したいツールバーのチェックマークを外す」ことで隠すことで表示画面を広くして使えます。
2007年04月16日
知っとく情報の覚え書き(3)
最近、見聞きし気になった情報を書き留めておく意味でブログを活用します。 気になった情報をメモ紙や手帳に書き留めていても、散逸したり忘れてしまうことが多いので、ブログに書き留めて、ブログをデータベース的に使うのは便利かもしれない。(オープンにして都合が悪い情報は非公開にすればよい)
Wikia(ウィキア)はWikpedia(ウィキペディア)の創始者(ジミー・ウエルズ氏)が2004年秋に開始した。 日本で本格展開。 様々なキーワードに関するサイトを作れる仕組みと総合案内・検索サイトを提供する。 利用者は好きなキーワードのサイトを設けられ、各サイト内では誰でも事実や分析、意見などの記事を投稿したり編集したりできる。(07.3.30日経新聞)
2.お得なネットのワケあり品
ネットで「楽天 ワケありグルメ」、「ヤフー ワケありグルメ」などのキーワードで検索すればよい。まずは数千円の「お試しセット」がある店から始めて試すのが良い。(出典:日経新聞、得するデジタル)
その他に、 ワケありグルメ品を集めたサイト、クチこみブログもあり。
類似の話題として、「ふぞろいの野菜こそ宝の山」(NHK3/22、発見コロンブスの卵) 福岡県岡崎町、 規格外の野菜を地域レストランが買い上げ、農家にとって今まで泣く泣く捨てていたふぞろいの野菜が宝の山になり地域活性化になっている。
3.古典の名著をネットで
古典の名作など著作権が切れた文学作品を無料で読むことができる。 ブラウザで表示して読むだけではなく、ダウンロードしてワープロソフトなどで読んだり、専用のビューワーソフトを使って、本のページをめくるように読んだりできる。
「青空文庫」、 このようなサイトの検索は「書籍デジタル化委員会電子図書館」で検索できる。 (出典:日経新聞、得するデジタル)
他に、「無料で読める!本格デジタルマガジン」などもある。
4.故障したパソコンなどデジタル機器の引き取り先
Googleで「故障 パソコン 買取り」の検索をしてみる。 さらに地域の検索ワードを追加して自宅に近い業者に絞り込むこともできる。(出典:日経新聞、得するデジタル)
デジタル機器に限らず、廃品回収や大型ゴミ引取り先を探すときも、「廃品回収 引き取り (地域)」で検索をすればよい。
5.PC立ち上げを素早く
パソコンを長く使っていると立ち上がる時間が長くなりがち。 その原因のひとつが「スタートアップ」。 スタートアップは登録したソフトが立ち上げ時に自動起動する便利な機能だが、登録数が多すぎると立ち上げ時間もメモリーも無駄なる。使わないものは削除することで早くできる。。(出典:日経新聞、得するデジタル)
6.手みやげはネットで探そう
手土産選びに役立つサイト(出典:日経新聞3/24、お助け特急便)
・手土産ナビ ・365日の誕生花 ・Let’s Wrapping
7.ポストBIRCsの「VISTA」とはどんな国か?
http://www.daiwa.jp/ja/products/fund/vista/index.html
→ページ左側にVISTA向けファンド・セミナーのビデオオンデマンドがあり、VISTAの概要、ポテンシャルを把握することができます。
Ref:知っとく情報の覚え書き(2)
2007年04月04日
情報の自動収集活用・・・アラート、RSS
膨大な情報のネットの大海の中で、自分に必要な情報のみを効率よく集め、しかも自動収集して知らせてくれる「アラート(お知らせ)」ツールは大いに役立ちます。
既にアラートやRSSリーダーを活用しておられる方も多いと思いますが、ネット利用者の間でもちょっとしたデジタルデバイドはよくある事で、まだ良くご存知なく活用しておられない方も多いかと思います。 私が現在、使っているツールを参考に紹介します。 全て無料で使えます。
Google アラートは、例えば次のようなに用途に利用できます。
- 気になるニュースをモニター
- 業界の最新情報を入手
- 最新芸能ニュースやイベント情報をチェック
- スポーツの動向を把握
アラートのサマリーを自分のメールアドレスへ配信してくれます。 収集カテゴリーとしてニュース、ウェブ、などの分野指定もできます。 配信頻度は、アップデートの都度、1日1回、週1回の選択が可能です。
私は主に自分の関係企業や投資先企業などの最新のニュースの収集に使っています。 これに限らず、例えば有名人や芸能人などのアラート設定も勿論可能です。
2.RSSリーダー
私はお気に入りのブログやHP、興味分野のネットニュースなどの、新しい記事が投稿されたのをリアルタイムに知るために活用しています。 最新記事のウェブ・アップを知るだけでなく、過去記事も一覧することができるので便利です。
このRSSリーダーの解説と登録や使い方は→「RSSリーダーとは?」を参照してください。 RSS機能を無料で提供している主なサイトが紹介されています。
私はブログの親サイトがLivedoorであった関係からLivedoorリーダーを使っています。 LivedoorリーダーではNotifierというソフトを自分のパソコンに組み込むことにより、登録してあるサイトのアップデートがある都度、ツールバーのポップアップで知らせてくれます。
RSSリーダーはウオッチしているネットショップやオークションサイトに新商品が掲載されたことをいち早く知ることなどにも幅広く活用されているようです。
3.最安/クチコミ/レビューお知らせメール
私は「価格.com」サイトがお気に入りです。 価格.comには「お知らせメール」機能があります。
趣味のひとつの自作パソコンの部品収集のために、最安価格が変化したときや、ウオッチしている商品のクチコミ、レビューが投稿されたときのアラートメール受信に活用しています。 もちろん、色々な商品について、登録をしておけば、例えば、現在の最安値から更に値下がりした時にリアルタイムでメールで情報を知ることができます。
ご存知Yahoo!のアラートサービスです。 Yahooで紹介しているアラートの使い方は次のようなものがあります。
- 欲しかったものがオークションに出品された
- 注目している会社の株価が上がった、または下がった
- 掲示板に、興味のあることに関する投稿があった
- 好きなミュージシャンのコンサートチケットの発売日が決まった
- 探していた地域で新築マンションの分譲が始まった
私はオークションで注目している出品者を登録しておき、その出品者が新たな出品をしたときにいち早く知ることができるようにしています。
以上、色々なアラートサービスがありますが、自分の目的にあった最小限のアラート登録にしておくのがコツのようです。 あまり安易に多数のアラート登録ばかりすると読みきれなくなり、折角のリアルタイム・アラートの目的に適わないものになってしまいます。
ref1:「アラート」サービスを活用して情報収集
ref2:“情報を読まない”情報収集術――「未読RSS恐怖症」対策
2007年03月22日
知っとく情報の覚え書き(2)
最近、見聞きし気になった情報を書き留めておく意味でブログを活用します。 気になった情報をメモ紙や手帳に書き留めていても、散逸したり忘れてしまうことが多いので、ブログに書き留めて、ブログをデータベース的に使うのは便利かもしれない。(オープンにして都合が悪い情報は非公開にすればよい)
1.脳は何歳からでも鍛えられる! (NHKスペシャル2/25 脳を鍛えて人生を再び〜福岡・高齢者たちの挑戦〜) 福岡県大川市の社会福祉法人・永寿会で、お年寄りの脳機能が文章の音読や簡単な計算を毎日短時間続けることで回復するケースが報告され注目を集めている。脳科学者、川島隆太氏と共同した取り組みの結果である。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070225.html
認知症への有効な対策になるかもしれない。 素晴らしい番組だった。
2.未来バンク (朝日新聞be2/24)
NPOバンクの草分け、社会に役立つと思う事業に貸し出す。配当はない「非営利融資」の仕組み。 貸し出し金利は年3%の固定。出資は当初7人の400万円からスタートし、現在は500人近くに増え融資の累計は280件、7.2億円に達する。エコ住宅、フェアトレードなど環境、福祉、市民事業に融資する。
3.通信費・光熱費の節約 (NHK家計診断3/17)
【携帯電話のメール】
●送る側だけでなく受け取る側も料金がかかるので、「パケット料金」 に注意。
(別会社の携帯電話に送信する場合)
→迷惑メールや広告メール受信にも料金が掛かっているので、迷惑メール防止の徹底や必要としないメールマガジンなどは安易に申し込まないこと。 また、携帯からのWebアクセスは大量のパケットを直ぐに使ってしまう(0.2円/1パケット:ソフトバンクモバイルの例)ので、パケットし放題契約をしていない場合は、Webアクセスは安易に携帯からアクセスしないで、パソコンからのアクセスを専らとするのが良い。
【固定電話から携帯電話にかける場合】
●相手の携帯電話の番号の前に、ある番号をつけると安くなるサービスもあります。 この方法で、電話をかけると、通話料は3分40〜50円に(平日の昼間)。 申し込みが必要なケースがあるので、各社に確認してください。
4.家庭に眠っているピアノを売却(3/10日経広告):JPSジャパンピアノサービス(0120-191-176)
5.団塊世代向けのジョブマッチングサイト
6.旅行の口こみサイト「フォートラベル」 (日経プラス1 3/10)
7.オフィスに何でも届く(朝日be 3/10):文具、家具、マッサージまで。 4000億円市場。 「アスクル」、「オフィスデポ」、「カワネット」(コクヨ)、「たのめーる」(大塚商会)が競い合い。 江崎グリコは「オフィスグリコ」を 富山の置き薬方式で始めた。
8.消えるボールペン、マーカーペン:パイロットでこんな製品を出しています。
フリクションボール
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionball/
フリクション
http://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/keikou_pen/frixionline/
1本210円。 それほど高くはない。 友人の話では三菱の「消えるボールぺん」は、書いている矢先からフイルム状にハガレテしまいイマイチとのこと。
9.ウェブカメラを使用した通訳サービス専門会社「ランゲージアクセスネットワーク」 (TV東京モーニングサテライト 3/15)
10.意見が言える双方向の無料会員専用サイト:日経ネットPlus
11.人気ブログ「おねだりボーイズ」 (日経2/20 ネットと文明):興味を持った商品を企業に「おねだり」して送ってもらい、評価や感想を書くブログ。 善意の趣味なので報酬は受けない、中立的な評価が人気を呼び、7つのブログ合計の月間閲覧数は中堅業界サイト並みの200万前後に上る。
12.紙の文書をデジタル保存(朝日新聞be:テクノ生活入門 3/17)
スキャナーを持っているけれど、あまり利用していない人にお勧め。 新聞や雑誌の切り抜きや会議資料などをスキャナーで取り込み保存すれば保管場所をとらず管理にも便利。
複数の紙を連続して取り込みたいならば、「ScanSnap S510」(約5万円)がお勧め。両面カラー原稿を1分間に18枚自動読み込み。文字データーとして活用するのはOCRソフトが必要。 但し、100%の認識はできないので、透明テキスト付きPDF保存するのがお勧め。OCRで認識した文字情報を目には見えない透明データーとしてスキャンした画像に重ねて保存できる。
13.まだあるGoogleの便利な使い方(日経プラス1 2/17)
知りたい情報になかなかたどりつかないことも多いが、上手な絞込み方の例と便利な使い方。(左表参照) ・うろ覚えの音楽、映画、小説のタイトルなどは、こうした分野はネット書店amazonで扱っている場合が多いから、うろ覚えのタイトル、出演者、作家などの一部を入力した後に、「amazon」 を入れて検索するとピッタリな結果が見つかることが多い。 ・人名検索は、名字と名前の間にスペースを入れないこと。 固有名詞は「“ ”」で囲んで検索した方がよい。 ・写真、画像付きの検索は検索ボックスの上の「イメージ」をクリックし、検索ワードを入力する。 地図に絞るなら、検索ボックスの上の「マップ」をクリックし行きたい場所を入れるとその場所の地図が表示される。
Ref:知っとく情報の覚え書き(1)
2007年02月28日
Google Analyticsのブログへの組み込み方
つい最近まで、Google Analytisc(グーグル・アナリティクス)の存在を知らなかった。(遅れています!) こんなに高級なプロ用のアクセス解析ソフトが無料で使えるなんて驚きだ!!
有料のプロ用アクセス解析ソフトは今でも数10万円はするし、5〜6年前は400〜500万円は下らなかったと思う。 Google Earthにもびっくりしたが、何でも無料で提供するGoogleの凄さに感嘆する、しかも、世界中のユーザーに制限なく提供するのだから恐れ入る。 Googleファンが増えるはずだ。
早速、自分のブログへの組み込んで使ってみようと思いました。 私はLivedoorブログを使っていますが、まず、Google Analytiscのトラッキングコードを私のLivedoorブログサイトに埋め込む方法が分からず、つまずきました。
“トラッキングする各ページのコンテンツの最後の部分にある</body> タグの直前に貼り付けてください。”と簡単に指示されているが、HTMLの知識がない私には、よく分からない。 通常、追加機能はプラグインでHTMLコードを貼り付けているから、トラッキングコードもプラグインの追加で埋め込んでみると、Google Analyticsは“データーの待機中”となったのでうまくいったかと思い、1日経過したが何も表示されずNGでした。
Google AnalyticsのHelpを見ても肝心のトラッキングコードの具体的な埋め込み方法が書かれていない(“</body> タグの直前に貼り付けてください”と言っても、どこにどのように貼り付けるの?)。 Livedoorブログも元々あまり親切なHelpがない。 探し回ってやっと埋め込み方が判り、Google Analyticsが正常に動作しました。
私と同様にHTMLに詳しくなく、Google Analyticsが動作せずに諦めている方が、あるいは多いのではと思い、トラッキングコードの貼り付け手順を付記しておきます。これはLivedoorブログの場合です。(私は他社のブログは使ったことがないので、Livedoorブログ以外の方には役立たないかもしれません。類推応用してください。)
この本はインターネットマーケティングの概要説明があり、アドワーズ を主体に解説している。アナリティクスについては余りページを割いておらず、上記の「Google Anaytics入門[ウェブ版]」と大差ない程度。 Adowords広告効果をAnalyticsで評価する考え方が役立つ。2007年02月22日
知っとく情報の覚え書き(1)
最近、見聞きし、気になった情報を記録に留めておく意味でブログを活用します。(内容は未確認やうろ覚え情報を含む)
★気になった情報をメモ紙や手帳に書き留めていても、散逸したり忘れてしまうことが多いので、ブログに書き留めて、ブログをデータベース的に使うのは便利かもしれない。(オープンにして都合が悪い情報は非公開にすればよい)
1.ネットでレシピ、残り物を活用(日経07.1.27、得するデジタル):Googleの検索窓に余った食材を入力するだけでレシピが見つかる。 材料に加えて「塩味」、「クリーム」、「デミグラスソース」などを加えると、さらにイメージする味に近いレシピがみつかる。
2.通勤通学の定期券購入はかなりの金額になるので、現金払いよりもクレジットカードで支払い、ポイントを貯めたほうがお得。(日経07.1.21、得するデジタル)
急速に広がる「ポイント交換サービス」(07.2.5 NHKニュース9) ポイントをedy、suicaに転用。
3.アンケートの集計に活用できるエクセル:COUNTIF関数、例:名簿のE列に50人の血液型が入力されているとして、その中のAB型の人数を集計したいときには、「=COUNTIF(E1:E50、”AB”)」と入力すると求められる。(朝日新聞、エクセる)
4.「写真俳句」(写真を撮って俳句によむ)を楽しむ人が増えている。(日経新聞07.2.17 TrendBox) 関連する参考URLです。
・森村誠一、写真俳句館:http://www.morimuraseiichi.com/
・アスパラ写真俳句塾:http://aspara.asahi.com/haiku/login/haiku.html
・みんなの俳句・猫でも作れる俳句教室:http://www5f.biglobe.ne.jp/~minahai/index.html
・初心者俳句入門講座:http://park11.wakwak.com/~hokui40/koza/hikkoza.html
5.収納スペース貸します。 コンテナルーム月々8.400円より。 スペースプラス グループ(http://spaceplus-fc.com/)
6.ためして合点!:肺炎に掛かるのを防止するには歯ぐきの歯ブラシが有効。(NHK、07.2.21) 肺炎になるのは、肺炎球菌の細菌が気道から肺に入ることによる。 通常は気道のフタが正常に迅速に開閉していれば、飲食時に細菌が気道に入り込むことはない。 しかし、65歳以上の高齢者や気道のフタの開閉機能が落ちている人は、細菌が入りやすい。 歯と歯ぐきの間を柔らかい歯ブラシで優しく小刻みに磨くことにより、脳が刺激されて、気道のフタの動きを早くする、回復する効果が高い。
また、65歳以上の高齢者には肺炎球菌ワクチンの接種を推奨する。(1回の接種で5年の効果あり) ワクチン接種で肺炎に掛からなくなるのではなく、万一、肺炎に掛かった時の死亡率が半分になる効果がある。 従って、上記の歯ぐきの歯ブラシが予防効果として有効。
7.個人のお金の貸し借りをネットが仲介:米国プロスパー(http://www.prosper.com/) (TV東京WBS 07.2.21) 日本にはこのようなビジネスはまだ実現されていない。 日本にも昔から無尽などの地域の個人金融の助け合い制度はあるが、ネットで幅広くビジネスするモデルは目新しい。 借り手の信用度はクレジットカードの信用度ランクを貸し手希望者に見せることで応札判断に使う。
8.地方活性化: コンセプト「コンパクトシティ」、北海道・伊達市、公共施設を街中に集中、歩いていける距離重視、キーワードは「人の誘致には住みやすさ」 (06.12.17)
9.酒の宅配ビジネス「カクヤス」:送料無料の強み、33万世帯の客情報。(NHK羅針盤 06.12.17)
2007年02月19日
書評:「日本の電機産業再編へのシナリオ」
友人から、この本を読んで見たらと、
「日本の電機産業再編へのシナリオ―グローバル・トップワンへの道
」(佐藤 文明 (著))という本を渡された。 
私は電機業界に居た身であり、何が書かれているのかと興味津々で読んでみた。
・大手電機10社の営業利益率は平均3.2%(05年度)と低利益率に苦しんでいる。 80年代前半には8%程度あった。 外国企業に比べても大幅に低い。(韓国サムスン電子は20%超、フィンランドのノキアは15%) 他の業種に比べても低い。(自動車7社は7.9%、素材30社は9.8%)
・その要因は電機業界の産業構造に起因、価格下落が他の業界に比べて大きいのが最大の要因。 90年代に国内同士の競争が厳しかったためアジア企業と手を組むところが多く、技術を流出させてしまった。 アジア企業は、巨大な設備投資をして一気にシェアを奪って行った。 これが、価格下落が続く構造要因となっている。
・いまだに多くの日本の電機大手が存在できているのは、日本という特殊な市場が残っているおかげだ。 日本の国民性が高機能、多機能な製品を受け入れるため。 低い利益率で日本の電機メーカーはシェアを分け合っている。
・この結果、日本のハイテク電機の時価総額は、世界の企業と比べてどんどん水をあけれている。 売上高でみると日本の大手電機は世界屈指の規模だが、時価総額で見ると大きな差がある。 例えば、シーメンスの売上は日立の約1/3だが、時価総額はシーメンスが逆に1.2倍、営業利益率は1.8倍である。 日本の電機大手の営業利益率の低さが問題である。
・日本の大手電機は横並びでコングロマリット経営を続けていることが、高度成長期には有利に働いたが、現在ではそれが凋落の原因となっている。 各社の研究開発投資も重複している場合が多く、日本全体で見れば研究開発投資が非効率で大きな成果を出していない。
・このままでは、外国資本のM&Aのターゲットになる可能性を否定できない。
・将来に渡り生き残っていくためには、コングロマリットの個別事業別に横串を通す業界再編/集約をし、海外のライバル企業に負けない事業規模や資金投資力を持つことが必須。 内弁慶の国内過当競争を脱し世界市場を指向し、グローバルトップワンへの再編が必要不可欠だ。
・電機大手の経営トップはそこまでの再編の必要性を感じてなく危機感に欠けている。 今が再編のラストチャンスだ。
<感想>
現在の日本の電機産業の抱えている構造的問題の分析と指摘はそのとおりだと思う。 しかし、生き残りシナリオの「コングロマリット経営の大手10社の縦軸の各事業を、バラバラに分離して2〜3のグループに大同団結して集約/再編する」という提案は、そうあるべきかな?・・・と思う反面、そんな安直に「輪切りにして寄せ集める」ということが果たして正解なのだろうか?・・・という感じも受ける。
コングリマリット経営への批判についても、多くの事業を抱えているからこそ、好不況の波や技術陳腐化による事業変遷を乗り越えて、40〜50年も大手企業として雇用を確保し安定存続できている訳であり、低い営業利益率は安定存続の代償とも言える。 さらに、例えばパソコン事業を例にとると、横串を通して、NEC、富士通、東芝など大手のパソコン事業を1つの企業に集約しても、パソコン事業そのものが世界的に非成長事業となっているのでは、再編効果も疑問かもしれない。
また、日本の電機大手が存在できているのは、日本という特殊な市場が残っているためだと指摘しているが、特殊な日本市場の恩恵を受けているのは、電機業界に限らず、自動車業界でも素材業界など他業界でも同様だと思う。 海外企業との競争が比較的少ない内需セクターの銀行・保険などの方がよほど日本市場の特殊性に乗っかって安穏としていると言えるのではないだろうか。
問題は日本の電機大手の世界シェアの低さだ。 では、世界でシャアを伸ばして成功しているトヨタやホンダなど自動車大手と電機大手の差は、何に起因しているのか? 価格下落率の差とすると、自動車が価格競争に陥らない秘密は何か?
また、電機業界の中でも勝ち組のキャノンの営業利益率15.5%(05年度)と他の電機大手より3倍以上も高い。 キャノンはプリンタ・複写機、デジカメ・カメラ、光学機器が主事業で選択と集中が進んでいて、海外シェアも高いが、それにしても他の電機大手とこれほどまでの営業利益率の差はどこから来るのか?
上記のような、更に突っ込んだ分析から、電機業界への再編提案が欲しい気がする。
ref:「ガラガラポンは可能か」---日本電機産業の再編問題を考える
2007年02月12日
後味のよくないNHK番組「団塊・大量退職へ」
2月10日放送のNHKの、『日本の、これから「団塊・大量退職へ」』は実に後味がよくない番組だった。 同世代の知人達にも感想を聞いたが同様に評判が悪かった。
団塊世代と団塊以下・団塊ジュニア、団塊世代以上、の各世代が、NHKが用意した切り口と設問に対して議論をぶつけ合う形式だったが、世代間のいがみ合いや自己都合の議論だけが目立ち、「日本の、これから」につながるような議論にならなず、品がよくない番組になってしまった。
勿論、私が団塊世代であることを割り引いても、良質な番組が多いNHKにしては失敗作と思う。 意図不明の設問や問題提起ばかりで、いがみ合いを助長し、建設的な議論を封じ込めるだけだった。
例えば、定年後に働き続けることへの賛否(若年層の雇用へのインパクト有無)、定年後の地方移住への賛否、年金問題にからみH27年には2人が1人の高齢者を支えることになるが年金制度を見直すべきか、など、馬鹿げた設問が多かった。 単純にYes/Noで割り切れるような簡単な社会問題ではないはず。 即答を求められたら世代間で答えが正反対になるのは分かりきっている設問だ。
また、NHKは出席したコメンテーターにどのような役割を求めたのか? なかでも、K教授、M準教授の浅薄な発言には失望した。 “団塊世代は政界や産業界のトップなっていない、大きな成果を残していない、また下の世代も育ててこなかった、だから今の世の中が悪くなった、定年後は地方に行き貢献することが罪滅ぼしになる・・・・”ようなニュアンスの発言には驚いた。
このような人達がいわゆる知識人としてマスコミに頻繁に登場し、大学で若者を教えていることが不思議である。 (会社でも、声が大きくプレゼン上手な人や立ち回りのうまい人が、のし上がって行くのを見たが、そのうち、めっきは剥げ落ちていったことが多いが・・・・)
今の日本は確かに色々な問題を抱えてはいるが、全体としては、諸外国に比べ豊かなほうで、格差も比較的少なく、戦争もなく自由度も高い、決して悪い国になったとは思わない。 大きな時代の流れの中で、その時代が求める人材として、時代に乗っていかざるを得ないのが、どの世代においても生きていくためには必然ではないだろうか。
結局のところ、団塊世代/世代間格差、年金、医療・介護、経済縮小、など全ての問題が、「少子高齢化」問題に行き着くのではないでしょうか? 厚生大臣の失言をいつまでも政争にしている場合ではなく、本質的な対策を具体化するべきだと思う。
普段、私は、この種問題に発言をしない性質ですが、ブログ投稿したくなったのは、NHKのこの番組が余程、後味が悪かったためかもしれません。 こんな投稿をするのは気恥ずかしい感じもしますが、つい先日、同期の友人がガンで他界したことも誘因かもしれません。 あるいは、NHKの隠れた意図(論争を引き起こす??)にまんまとはまってしまったのか。
コメンテーターの1人だった谷村新司さんが困惑した様子で発言を控えていたのと、ある若い女性が、“私の父も団塊世代ですが、今まで忙しく働いてきたのだから第2の人生は好きなことをやって有意義に過ごしてもらいたい”と発言していたのに、少し救われた想いでした。
Ref1.増える75歳以上支える覚悟と仕組みは、超高齢化社会の衝撃度
Ref2.全国,年齢5歳階級別人口 →とかく、堺屋太一さんが命名した団塊世代(1947〜49年生まれ、59歳〜57歳、約800万人)の人口の多さだけが、浮き彫りになりますが、5歳刻みの人口(平成19年1月)では、55〜59歳が1,079万人(総人口の8.4%)、その前後の50〜54歳が834万人、60〜64歳が815万人と、その差は250万人前後です。 30〜34歳の団塊ジュニアが958万人。 団塊世代は総人口のわずか6.3%、55〜59歳は確かに多いですが総人口のわずか8.4%、前後の年代に比べて3割程度しか多くない、とも言えるわけで、この3年幅のいわゆる団塊世代だけに過剰に注目するのは妥当ではないかもしれません。
2007年02月09日
ホワイトプラン、ソフトバンクの損得勘定
少し前に『ソフトバンク「ホワイトプラン」の損得勘定 』と題して、ホワイトプランを使った体験を投稿しました。 その後、この記事へのアクセスが多く、関心の高さが覗えます。
私の興味は、価格破壊のホワイトプランを導入したソフトバンクの事業的な成否にありました。 つまり、前回の記事は“ユーザーの立場からの損得勘定”を書きましたが、では逆に、“ソフトバンクの立場からの損得勘定”はどうなのか、市場からの評価はどうなのか、が関心事となっていました。
昨日(2月8日)、ソフトバンクの06年3Q決算発表がありました。 ソフトバンクのHPから、オンデマンド配信の決算説明会を興味もって観てみました。
ホワイトプラン導入後の立ち上がりは好調のようです。 数多く配信されている関連ニュースの中から、一番公平に決算説明会の内容を伝えていると感じたものを下記にピックアップします。(それにしても、記者やアナリストは、どうして重箱の隅をつつくような質問ばかりするのだろう!?)
ソフトバンク2006年3Q決算、携帯事業連結で創業以来の増収増益
通信大手3社 4〜12月決算、携帯事業で明暗
ホワイトプランの基本料金980円で採算がとれるのか?・・・・・が興味ポイントですが、ソフトバンクのARPU(加入者一人あたりの月間売上高)のうち、通話以外のメールやネットアクセスのパケット通信部分の現在のデータARPUは、3G携帯で約2.000円,2G携帯では数100円、平均で1.330円/人・月とのこと。 これはドコモやKDDIよりも少ないことを認めていた。
上図にあるように、3G携帯比率が急激に上がっていること、かつ、Y!(ヤフー)ボタン装備により、ネットアクセスが劇的に伸びていることから、想像したとおり、基本料金は980円と格安にしたが、その結果としてユーザー獲得が増え、3Gシフトが加速し、Y!ボタンや魅力的なコンテンツにより、ネットアクセスが増えることにより、データーARPUが2.000円超えて増えていくことにより、成立すると目論んでいるようだ。
また、スーパーボーナス(割賦販売&割引)の浸透により、解約率が大幅に改善していることも収益改善に寄与しているようだ。
説明会で、ソフトバンクの孫社長が、“携帯料金は高すぎると思っていた。 あまり使わないユーザーにも、いきなり基本料金3〜4千円も掛かったり、一方、近しい人とは頻繁に通話したいが、月2万円も掛かるのは理不尽だと感じていた。 また、携帯にはややこしい料金プランが一杯あった。”・・・と言っていたのは諸手を挙げて賛成である。 小中学生が携帯料金を1万円以上も払う例があるなどは、異常だと思う。
ソフトバンクにとってホワイトプランの損得勘定が成立するか否か、これからが正念場のようだ。
余談になりますが、プレゼン資料(左図)によると、中国No1のオークションサイト:Taobaoは2年間で3.000万人以上のユーザーを獲得して、既にヤフオク以上の規模に成長しているとのこと。
さすが、人口12.8億人の中国だが、まだ発展途上であり、末恐ろしい人海力である。
狭い日本で通信大手3社がつばぜり合いをしている場合ではなく、世界市場でシエアを伸ばさないと生き残れないし、携帯料金の改革も起きないのかもしれない。
Ref:中国のネット人口は1億3,700万人に。普及率は10%を突破
Ref2:「競争は始まったばかり」と“謙虚”な孫社長 ソフトバンク好調(07.09.25追加)
2007年02月07日
買収されやすい会社とEV/EBITDA
その後、2月6日のTV東京の経済番組のマーケットイレブンで、今度はEV/EBITDAという指標からみた、買収価値のある割安企業が取り上げられていたので、記録を兼ねて、続編として紹介します。
<要点>
買収価値を測る指標として、主に次の3つがある。 1つの指標だけではなく、これらの指標を複合的にみることが必要である。
EV/EBITDA(簡易買収倍率)=EV(有利子負債+時価総額−手元流動性)/EBITDA(利払い前、税引き前、償却前利益)
EV(企業価値:負債プラス株式時価総額)がEBITDA(金利・税率・会計基準の国際間の違いを最小限にした利益)の何倍になっているかを表す指標で、企業の買収に必要な時価総額と、買収後の純負債の返済に必要な金額を、EBITDAの何年分で賄えるかを表す。簡易買収倍率とも呼ばれている。
番組で、M&AレシオとEV/EBITDAが東証1部の全銘柄の平均以下で、PBRが1倍以下の条件で抽出した10銘柄を紹介していたので、銘柄コードとPBRを追記して掲載しておきます。
表をみると、大企業の子会社が比較的に多いようです。 また、前回のM&Aレシオからみた買収価値ランキングの銘柄にも載っている銘柄は1つしかない。 どのような指標を採るかによって抽出結果は大きく異なることを意味しています。
つまりは、「買収されやすさ」の評価はどの切り口から見るかによって、かなり変わること、また、実際にM&Aが起きるかどうかは、勿論、これらの指標だけで行動が決定されるわけではなく他の要因も絡むので、これらの情報は鵜呑みにするのではなく、企業を測る目を養う勉強材料と捉えたほうがよさそうです。
景気が良いのになぜ円安なの?(続き)
前回(1月29日が)、「景気良いのになぜ円安なの?」という疑問に対して、自分なりに調べた内容を投稿した。
その後、2月4日の日経新聞朝刊に、「円安要因、金利+α(アジア成長/企業の海外投資)」という、円安の背景と問題点にピッタリと答えてくれる記事が載っていたので、そのポイントをピックアップしておきます。
<要旨>
・円安が止まらない。 主要通貨に対する円の価値を示す実質実効レート(1973年3月を100とする)は1月時点で97.7と、85年のプラザ合意以来、21年ぶりに100を割り込んだ。
・円安の主因は日本と海外の金利差。 さらに新興市場国(BRICS、東南アジア、東欧など)に対する高成長期待(→対外投資の大幅拡大)、グローバル化に伴う企業行動の変化(→企業の直接投資に伴う海外への資金流出、日本企業の外資買収(*1))などの+αの要因が絡んでいる。 (*1)東芝の米ウエスティングハウス、日本板硝子の英ピルキントン買収など。
・上記より、仮に日銀の利上げで海外との金利差が縮小しても、急激な円高には転じにくい構造になっている。
・投機マネーが円安主導:ヘッジファンドなどの投機筋が、超低金利の円を借り、その円を売って他の高金利の通貨で利ざやを狙って運用する「円借り取引(円キャリートレード)」が円安誘導。 投機筋の円の売越し額は2兆円を超え、過去最大規模。
・この投機マネーが、実際の相場材料以上に一方向に売買を傾けやすい。 例えば、購買力平価では、昨年12月時点で、1ドル=110円台前半だが、直近の円相場は121円まで、10円余り円安に振れている(オーバーシュートしている)計算になる。
・低金利と円安は、ここしばらくは企業にとって心地よい。 問題は継続的な円安で日本の値打ちが随分と下がったことである。 経済規模でみた日米の格差は2倍→3倍に開き、日本の1割強だった中国は6割とひたひたと迫りくる。 85年のプラザ合意後、強い円は米国のロックフェラーセンターやコロンビアピクチャーズを買収したが、因果はめぐる。 中国資本が名だたる日本企業を買収する日は遠くはあるまい。
・低金利と円安の追い風を日本経済の本格的な上げ潮につなげられなければ、世界の中の日本という存在に長い影を落とすことになる。
Ref:円安が示す課題
2007年02月05日
無料で写真プリントして送付してくれるサービス
デジカメ写真の画像データーをネット上のアルバムにアップロードしておき、写真を指定すれば、高画質(一般的な写真印刷と同様の銀塩式)のデジカメプリントを自宅に送付してくれるお得なサービスがあります。
会員登録後、すぐに利用できます。 但し、写真には広告が入る。 左隅に小さい広告ロゴが入る「ロゴタイプ」か、L判の下半分が広告になっている「ハーフタイプ」のどちらかを選ぶことになります。
詳細は次のサイトにアクセスして確認してください。
サイト名:「Priea(プリア)」
Q1:Prieaとは?![]()
A1:Priea(プリア)とは、デジカメで撮った写真で、遊んで・選んで・楽しめる、
大容量ネットアルバムと高画質ネットプリントがすべて無料でご利用できるサービスです。
●無料写真プリント
楽しい広告付き写真プリントを無料でご自宅までお届けします。しかも高画質プリントです。
●無料ネットアルバム
ネット上にデジカメの画像を保存し、カンタンな操作でアルバム整理ができます。2GBまで保存可能。
●アルバム共有
友人や家族へ、写真アルバムを公開できます。写真へコメントを入れあうこともできます。
2006年11月11日よりサービスをスタートしました。
広告収入で運営されているため無料、送料もタダ。 プリントできる枚数は1回当たり30枚、月に2回まで利用できます。 月1回に限り、同じ内容のプリントを自宅以外の住所に送ることもできるため、離れた家族や友人・知人へのプリント送付にも便利である。
ただ、無料の見返りとして、会員になれば、色々な広告が舞い込むかもしれない。(まだ、会員登録したばかりなのでそこら辺の様子は分かりませんが・・・)
サービス開始2ヶ月で会員数5万人を突破したそうだ。 このような無料サービスが広がると、町の写真屋(DPE)には大きな脅威になりそうです。 このビジネスモデルのアイデアは「なるほど!」と隙をつかれた感じです。 このようなサービスも無料で成立するのか? 確かにフリーペーパーが広告収入で無料で成功している例を見れば、応用展開として、多くの会員を獲得すれば、十分、成立するビジネスモデルなのだろう。
Googleが何でも無料で付加価値を提供し、膨大なユーザー獲得を図って大成功したのをきっかけに、今後も、「フリー(無料)のビジネス」がWeb2.0時代のビジネスモデルのキーワードになりそうです。
参考:2007/ 1/27:日経新聞土曜版「日経プラス1」の「得するデジタル」記事にて紹介された。
2007年02月04日
海外旅行を自分好みに「ダイナミックパッケージ」
参考:日経新聞07年2月3日朝刊27面
気に入ったホテルと航空券を組み合わせ、自分だけのプランをネットで一括予約できるサービスが増えている。 従来のパックツアーに比べ、自由度が高く料金も割安。 旅行経験が豊富な中高年らに人気。
「ダイナミックパッケージ」:航空券と宿泊施設を自由に組み合わせてインターネットで予約ができる商品。 日々価格が変動することから、ダイナミックの名がついた。 欧米では2002年頃から広がり一般的な予約方法として定着、従来のパックツアーより平均で2割程度安いという。 大手旅行会社も参入、普及に加速も。
旅なれた顧客層に受け入れられつつあり、今後の旅行スタイルを変えていく可能性を持ったWEB2.0的なシステム商品である。
<提供会社>URLリンク記載のみ、サイト中味はまだ詳しく見ていない。
・グローバルトラベルオンライン:05年10月より開始、住友商事子会社
・楽天トラベル:06年2月より開始
・スカイゲート:07年1月より開始
・JTB:07年2月より開始






