2009年04月14日
新聞を読む日
日経新聞4月11日朝刊に「新聞を読む日特集」記事が2面続きで掲載されていた。 4月6日(ヨム)が新聞を読む日だそうで、そのような日があることも知らなかったが、若者の新聞離れに危機感を持った新聞業界が設けた日のようです。
記事には、ネットビジネスの先端を走る30才代〜40才代のネット企業の社長(サイバーエージェント、グリー、GMOインターネット、セプテーニなど)が、意外にも、毎日、新聞数紙を愛読しており、「知識や判断のベース」、「背景を知る参考書」、「俯瞰して関心を広げる」、「社会と個人との連結点」、「非「目的」で世論を読む」などと新聞の効用を強調しているのが面白かった。
子供の頃に親から「新聞を読みなさい」と言われたこと、中学生頃から新聞に慣れ親しんでいたとか、大学生の時にアルバイト先の上司から経済新聞を読みなさいと言われた、などがキッカケだったと言う。
“ネット企業の若い社長は新聞好き”を特集で紹介せねばならぬほど、逆に若い世代の新聞離れはさらに広がっているのか? 確かに、最近は電車の中でも新聞を広げている若者をあまり見かけない。 ケータイばかり見ている人が多い。
我が家の子供達もあまり新聞や本を読まず、漫画/ゲームやケータイ派だったようだが、社会人となり巣立った今、必要に迫られて新聞を読み始めただろうか?
翻って、団塊世代の私と新聞の付き合いはどうだったか。 子供の頃は、我が家は祖父が事業をやっていたこともあり、日経新聞と地方紙(愛媛新聞)を取っていた。 当然だが、子供の私には日経新聞はチンプンカンプンで最後のページの文化欄と「私の履歴書」を時々読んだくらい。 大学生の頃は下宿でお金もなく新聞など取る余裕もなく必要も感じなかった。 会社に入り、独身のサラリーマン時代は、実家が日経新聞だったためか、何となく日経を取っていたが今思えば、残業100時間が毎月当たり前の時代で、新聞はほとんど読みこなしていなかったと思う。
結婚後は、日経は読む処がないという相手のご意見に押され、会社でも日経新聞は見れるので我が家は朝日新聞となった。 朝日新聞は私には経済面で物足りなかった。 定年退職を機に日経新聞に戻した。 サラリーマン時代は、やはり自分の仕事関連・専門分野の記事が中心で狭い範囲の読み方だったと思う。
定年退職後は時間もたっぷり有り、新聞を隅々まで読めることとなった。 現役を離れ、遠目に世の中を眺める心の余裕ができたためか、遅まきながらやっと俯瞰的に日本を見れるようになった気がする。 日本の政治のだらしなさ、金融危機への無策さ、少子高齢化日本の打開策の決め手の無さ、ポピュリズムに流れるTV番組、TVに露出しているコメンテーター・エコノミスト達の質の悪さ、などなど膨大に流れるメディア情報に対峙する真贋判断・自分の価値観がはっきりしてきたようです。

新聞はなんと言っても、「紙媒体で自分専用」という感覚が良い。 切り抜きも自由だし、ネットのように欲しい情報を意図的に探す場合と異なり、今日はどんな記事があるだろうかという感覚・期待感があるのが良い。
新聞とネットとの結合ビジネスモデルとして「電子新聞」が注目されているようだが、個人的には電子ブック(写真参照:Amazonの電子ブックリーダー)やケータイ端末などで新聞を読みたいとは思わないが、多様な生活スタイルの中で、確かにポテンシャルはありそうだ。
最後に新聞で要らないと思うのは株価面です。 日経新聞では毎日4〜5面を費やしている。 最近は株価チェックはネットの方がリアルタイムで付随情報も充実しており、新聞の株価面を見ない人が大半ではないのか? そろそろ無くしても良いのではないでしょうか。 大きな省資源にもなるし、新聞が薄くなり持ち運び易くなり、その分購読料が下げれば若い人も購読しやすくなるのではないだろうか。 さらに、新聞のスリム化は新聞の弱点の「溜まった新聞を捨てる」際の負担も少しは軽減できるのではないでしょうか?
Ref:電子新聞端末は日本に上陸するか
米Amazon、薄くなった電子ブックリーダー「Kindle 2」発表
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この記事へのコメント
電子新聞や電子ブック、
興味あるのです。
格好よさそうですが、見難く
ないですかね。

