2007年08月21日
故郷の夏
私の故郷、四国・愛媛の大洲市(おおず)で過ごした2週間余りの夏も今日が最後となった。
大洲は「伊予の小京都」と言われ、盆地の中を流れる穏やかな肱川(ひじかわ)の両岸を中心として発達した人口4万程度の風光明媚な地方の小さな城下町です。 そうそう、年配の方なら、あの往年のNHK朝ドラの大ヒット作、樫山文枝さん主演の「おはなはん」や寅さんシリーズ「寅さんとお殿様」の映画でもロケ地となった所と言えばご存知かもしれない。
今年の夏は格別に暑かった。 一昨日、大洲は気温37.2℃を記録し、今年の愛媛県内最高温度だったようです。 私にとっても正式退職した年の故郷で過ごす夏、身辺でもホットな事件が多かった夏となった。
・故郷で1人暮らしの姉が難病と言われる脊柱間狭窄症で苦しんでいたがAKA療法のお陰で、奇跡的な回復をしつつある。
・私の娘が、彼氏(多分、娘をもらってくれるであろう)と一緒に、久しぶりに東京から大洲に来てくれた。
・京都の親戚の甥が、今年もお盆にわざわざお墓参りを兼ねて訪ねてくれた。
娘たちも甥も都会で毎日、仕事に追いまくられている。 つかの間の休暇で大洲に来て、改めて大洲は良いところですね、都会とは違うゆったり感を感じる、と言ってくれる。 特に東京生まれの娘の彼氏は、このような田舎が気に入ってくれたようだ。
かっては、私もそうだった。 多忙な都会の会社勤めで、骨休めと親の顔を見に帰るべき田舎を持っているのは有難いことだった。 定年退職をした今、改めて、都会への出稼ぎ団塊世代だった私は、都会で核家族を作ったけれど、都会での定住基盤の薄さ、愛着感の無さを感じる。 かと言って、故郷を出て38年、骨休めに帰る場だった田舎にも地盤が薄くなっており、どっちつかずの「宙ぶらりん」も感じている。
今年の夏は、娘たちに大洲を案内しながら、娘には「お前のルーツは大洲にあるのだよ!」と偉そうに言いながら、知らずに自分に言い聞かせていたのかもしれない。
そのような諸々のことを感じた故郷の夏、私の好きな故郷・大洲の宣伝も兼ねて今回撮ったデジカメ写真と大洲のフリー素材写真を記録として掲載をしておきます。
Ref:伊予の小京都大洲−ぶらり探訪
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
ミュウミュウ 財布 三つ折り http://www.aquawave.jp/img/miumiu1.php
エルメス 財布 レディース http://tia-net.com/shop/hermes3.php